けんども日記

月に1回くらいの更新を目標にしています。

2010-01-31

XREAからCORESERVER miniへ

このWebサイト(Home@けんどもネット)は昨年末までXREAのs1サーバで公開していた。s1サーバというのは初期のサーバなので、今となってはアクティブなアカウントは少なくなり、一時期は快適だったのだけれど、最近不安定でWebに接続できないことが頻発したので上位のCoreserverのminiへ移行することにした。これが快適。

SSHで接続した際、シェルがrbashで最低限のファイル操作やDB操作くらいしかできなかったXREAのs1サーバと異なり、普通にBashなので自由度がとても高い。viでその場でファイルが編集できたりと便利すぎ。後で気づいたのだけど、XREAも新しいサーバはシェルがbashらしい。

他人(他社)の運用しているサーバへSSHでログインしてシェルが使えるというのはとても興味深いもので、psコマンドの出力を見るだけでもどのようなプロセスがどのように立ち上がっているかという自分にとっては未知の世界にふれることができる。

気づいた点をいくつか(勝手な想像もあり):

念のためバックアップはこまめに行った方がよいかもしれない。

2009-12-07

RHEL5.4でKVMのゲストが固まる現象(解決済)

RHEL5.4でKVMを導入した当初、KVM上のゲスト(ゲストもRHEL5.4)ゲストが固まる現象が発生していた。ゲストを起動してから数日(1〜4日くらい)で固る。固まるとKVMのホスト側ではゲストに割り当てたCPUをいっぱいに使った状態になり、 virsh console や virt-manager では操作不能。virsh shutdown でも停止できず、virsh destroy で強制終了せざるを得ない状態だった。障害が発生すると監視システムがアラートを出すので、寝ている間もしょっちゅう起こされていた。

そのゲストはx86版、インストールしているパッケージはいわゆるLAMPという構成で、たいしてアクセスもないので普段の負荷はきわめて低い。ディスクはLVMで割り当てていた。新規インストールではなく、Xen環境からディスクイメージをddでコピーしてからKernelとinitrdイメージを差し替えるような方法で構築していたので、その辺も疑っていた。そこで、新たな仮想マシンにRHEL5.4を新規にインストールしてみるものの、同じ構成で動かしてみると、同じく数日で固まる。NICやディスクのvirtioを使うのをやめてみても変化なし。

Virtualization Guide の KVM guest timing management の章に気になることがかかれていた。不正確な時計とカウンタによってゲストが停止したり、クラッシュしたりするかもしれないと。。

KVM uses the constant Time Stamp Counter (TSC) feature of many modern CPUs. Some CPUs do not have a constant Time Stamp Counter which will affect the way guests running on KVM keep time. Guest’s running without accurate timekeeping can have serious affects on some networked applications as your guest will run faster or slower than the actual time.

Guests can have several problems caused by inaccurate clocks and counters:

↑の後にはCPUが対応しているかの確認方法やコンスタントTSC非対応のCPUの場合はゲストでNTPDを動かすようにかかれている。

最近のCPUのコンスタントTSC機能により、ゲストはホスト側に合わせて時計の維持を行うらしい。確かに、完全仮想化ながらKVMのゲストでは時計が狂わない。このコンスタントTSCに対応しているかどうかは次のように確認できる。

$ grep constant_tsc /proc/cpuinfo
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca
cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx lm
constant_tsc pni monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr lahf_lm
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca
cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx lm
constant_tsc pni monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr lahf_lm

注)適当に改行を入れております

私の環境では対応しているので、不正確な時計により固まるのは該当しないような気がするのだけれど、同じページにゲストでコンスタントTSCを無効にする起動パラメタもかかれており、試しに無効にしてみた。ゲストのGRUBの /kernel のオプションを追加して起動。そして、ゲストではNTPDを動かすことにした。このオプションはアーキテクチャやRHELのバージョンによって異なるので注意!

divider=10 clocksource=acpi_pm lpj=n

この状態起動して1ヶ月近くたつが、あれだけ固まっていたのが嘘のように全く固まらない。ちょっと納得がいかないけれども。。

2009-11-10

Red Hat Enterprise Linux 3 - 1-Year End Of Life Notice

Errataに「Red Hat Enterprise Linux 3 - 1-Year End Of Life Notice」というのが出ている。RHEL3の7年間のライフサイクルがあと1年で終了するというお知らせ。

私のRHEL3に対する思い入れは深く、はじめて購入したRHELだった。もう5年以上も前になる。クライアントとして使う目的だったのでWrokstation版(Red Hat Enterprise Linux WS 3)だったが、当時は購入の申請書を販売店にFAXで送る必要があったりとなかなか面倒な手続きをした覚えがある。

7年間というのはこのような製品のライフサイクルとしては長いような気がするのだけれど、RHEL5のライフサイクルが今の時点であと4年4ヶ月ほどと考えると少ない。いまから新しいハードウエアを購入してRHEL5をインストールしても4年ちょっとでソフトウエアの保守が切れることになってしまう。正直、最近はRHEL5ではいろいろと古くさく感じることも増えたので、はやく新バージョンが出て欲しい。

2009-10-31

ウエブサイト更新情報

10月は写真サイトのリニューアル(Tumblrへ移行)とコンピュータ関係では周辺機器やアクセサリページの更新などを行った。このサイトでは5年ほど昔の写真をたくさん並べており、今と比べると使っている機器があまりにも安っぽい(B○f○○l○のハブとか!)ので、ほかにもいろいろ更新したいのだけれども。。

2009-09-30

KVMの仮想環境でNICによるパフォーマンスの違い

RHEL5.4のKVMでは仮想マシン(ゲスト)のデフォルトのNICはRealtek rtl8139 がエミュレーションされているのだけれども、それ以外にも選択ができる。それらについて比べてみたところ、ずいぶんと違いが出た。

ホスト、ゲストともにx86_64版RHEL5.4でnetperfを使って測定。なお、肝心のホストのハードウエア情報は残念ながら公開できないが、大きな違いがでたため、ハードウエア環境が違っても参考になると思われる。

選択可能なNICのモデルは rtl8139、e1000、virtio 以外にもあるのだけれんども、今回はこの3つのみで試した。netperfにはホスト以外のオプションは与えていない。まずはKVMのホストからゲストがダウンロードする際の速度。

nerperfのサーバがKVMホスト、クライアントがKVMゲストの場合
NICのモデル結果
rtl8139157Mbps
e1000463Mbps
virtio3979Mbps

今度はその逆。KVMのゲストからホストがダウンロードする際のパフォーマンス。

nerperfのサーバがKVMゲスト、クライアントがKVMホストの場合
NICのモデル結果
rtl813915Mbps
e10001352Mbps
virtio3101Mbps

ゲストとゲスト同士というのは値を控えていないのだけれど、これもvirtioのパフォーマンスが高く、rtl8139は極端に低い値となった。これ以外にKVMゲストと外部ホストとのパフォーマンスなども気になるところだが、それはまた機会があれば試したい。

ゲストのNICを変更するのはGUIのvirt-manager のほかに virsh でもできる。

# virsh edit GUEST

のように実行するとゲストの設定を編集できる。デフォルトのrtl8139が使われている状態では特にモデルは指定されていないので、 <interface type='network'> から </interface> の間に次のようなNICのモデルを挿入すればOK。

<model type='virtio' />

ナレッジベースにもあるように、 virt-install 時に --os-variant=virtio26 オプションを指定すれば最初からvirtioが使えるようになるので 、ゲストが対応しているのであればこのオプション付きでインストールしたほうがよいかもしれない。

NICのほかにディスクでもvirtioがつかえるのだけれんども、私の環境ではちがいはわからななかった。測定方法の問題かもしれない。

2009-09-04

RHEL5.4でKVM

9月2日にRHEL5.4がリリースされた。運用中のRHEL5環境のアップデートがすべて終わったので、今度は先日組んだばかりのPCへ新たにRHELをインストールしてKVMを試すことにした。というのは、RHEL5.4はx86_64版しかKVMに対応していないという先日の失敗があり、5.4のリリースにあわせて急きょx86_64と仮想化の両方に対応したCPUで新たにPCを組んだ。最近は仮想化に対応したCPUも非常に安くなったのはうれしい。

気になっていたのが仮想マシンでRHNを利用する方法だった。これについてはXenの時とほぼ同じ以下のような方法でできた。

  1. サブスクリプションのチャンネルは RHEL Virtualization と Red Hat Network Tools for RHEL Server が必要。インストール時にKVMを選択していれば自動でサブスクライブされると思われるが、念のため確認しておく。
  2. RHNにて、KVMのホストへ Virtualization というエンタイトルメントを割り当てる。
  3. ホストに rhn-virtualization-host パッケージが必要。これをインストールすると、cronで2分おきに仮想マシンの情報がRHNへ通知される。
  4. 仮想マシンで rhnreg_ks コマンドを使用して登録。このコマンドのオプションにはプロファイル名とRHNのログイン情報を指定する。

Xenの時は後になって rhn_register で登録できるようになったが、KVMのゲストでは rhnreg_ks でないとうまくいかなかった。

登録後はRHNの「仮想システム」のページで確認ができ、XenなのかKVMなのかは区別されず、一緒に表示される。

仮想マシンのディスクについてはLVMにしておくと何かと便利なのでLVMで試してみたところ、SELinuxの制限で起動できない。 /dev/mapper/ボリュームグループ-ロジカルボリューム のコンテキストのタイプは fixed_disk_device_t なのだが、これに対して qemu_t ドメインのアクセス権がないらしい。 chcon で /dev/mapper/ボリュームグループ-ロジカルボリューム のコンテキストを virt_image_t へ変更することにした。それではOS再起動時に元に戻ってしまうので semanage fcontext で対応した。

仮想化のドキュメントは Virtualization-en-US パッケージらしいのだけれども、現時点ではこれが更新されていないのが残念。。

2009-11-10 追記。。次のURIでKVM対応の Virtualization Guide が公開されている。 http://www.redhat.com/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/5.4/html/Virtualization_Guide/index.html

2009-08-31

FM/AMラジオチューナ

最近になって久々にFMラジオを聞くようになり、しばらくは通勤ラジオで聞いていたのだけれんども、音が悪いししょっちゅうバッテリ交換するのも面倒なので、思い切ってラジオチューナを購入。

ラックマウントにこだわりたい私としては、最初迷った。TOAから1Uのラックマウント型チューナが発売されており、これはかなり魅力的。しかし、リモコン(もしくはその他の手段)等で遠隔操作できないことや、SN比、ひずみ率といったオーディオ的なスペックが公開されておらず不安のため、オーディオのチューナにした。

チューナは一昔前の製品の方が高品質といわれており、確かにカタログスペックでも昔のチューナの方がよいものが多い。ただし、古いチューナは経年劣化により、調整しないと本来の性能を発揮できないという情報もある。実際に、私が実家で昔使っていたチューナもいろいろおかしくなってしまっていた。そのような理由で、無難な現行製品に決めた。

今回買ったのはDENONの製品でリモコン操作が可能。いつの間にか「デノン」という会社になっていたとは知らなかった。。使い勝手はよいのだけれど、やっぱりラックマウントできないのはつらい。とりあえずはマウントしていないネットワーク機器類と一緒に積んでいる状態。

2009-08-25

CentOSの追随について

家ではCentOSを使っていないのだけれども、ちょっと気になったのでRHELの新しいパッケージが出てからCentOSがどれくらいでパッケージを出すのか見てみますと。。

RHEL5のx86版で kernel-2.6.18-128.7.1.el5 が出た直後に yum update を実行すると、/var/cache/yum/rhel-i386-server-5/ 内の repomd.xml とprimary.xml.gz が日本時間8月24日20:10となっていた。これらはyumのリポジトリメタデータとなっており、これが更新されたタイミングで yum によりパッケージの入手が可能となる。過去の経験では、RHNのWebで公開されているErrata情報はyumのリポジトリメタデータより若干早めに更新されることがあり、まだyumでダウンロードできない段階でもRHNにログインして入手できることがあった。

一方のCentOS5のパッケージの日付は翌日8月25日04:23 となっており、これはあくまでもパッケージのファイルの日付であり、公開された日付というわけではないかもしれないが、私が25日9時頃に確認した際は日本のミラーサイトで入手可能な状態だった。

以上のことから、CentOSのパッケージリリースは非常に早いと思われるのだけれども、おそらくこれは特に早い例であり、2日くらいはかかることもある気がする。

RHEL5.3が出たのが1月末でCentOS5.3が出たのが3月末であったり、大きな更新があった場合は遅れるらしい(5.3の時は特に遅れたと思う)し、先日のプロジェクト管理者騒動など不安はつきないので、やっぱり大事なシステムにはRHELを使いたいところ。

2009-07-19

部屋の温度

夏、自宅でサーバやネットワーク機器を運用する中で悩んでいるのが部屋の温度なのだけれんども、やばい状態になってしまっている。

まず、今のエアコンは4年前に交換した省エネタイプで、つけっぱなしにしておいても驚くほどの電気代にはならない。しかし、部屋の大きさにあわせたエアコンでは無理があるようだ。機器からの発熱の影響で、設定温度の24度よりも上昇してしまう。

そこへ更に追い打ちをかけるように、隣人からの苦情らしきものが入るようになった。頻繁に部屋の壁をたたかれれる。私はサーバやネットワーク機器の騒音になれており、エアコンの室外機の騒音はほとんど気にならないのだが、壁をたたかれる原因というのはエアコンの室外機がうるさいが原因と思われる。確かにベランダへ出てみると、室外機の騒音がとてもうるさい。

人とのトラブルは避けたいし、おかげで寝不足気味なので、やむを得ずエアコンを静かな運転モードに切り替えることにした。これで室外機の音は静かになったが、もともと力不足のエアコンの出力を下げてしまったため、部屋が更に暑くなってしまった。

かなり厳しい。使用頻度の低い機器やテスト目的のサーバをシャットダウンしてみるも、部屋の温度は29度もあり、サーバやネットワーク機器を安心して稼働させられる環境ではなくなってしまった。猛暑日とかどうなるのか。。

部屋とラック背面の温度の推移
25度前後から29度へ。
UPSなど機器内の温度も上昇orz
27度前後から35度へ。

2009-07-21 追記。 部屋が29度はどう考えても厳しいので、静かな運転モードは解除し、風量「中」の運転に切り替えることにした。先日までは常に最大風量だったので、これでも控えめ。もちろん室外機の音の大きさを気にしつつ。。

2009-08-14 追記。 隣人はいなくなったらしいので、エアコンは全開運転にした。

2009-07-10

RHEL5.4 Beta

Red Hat Enterprise Linux 5.4 Betaが公開されたので、先日から例のXeonマシンで試用している。

5.4の目玉はKVM。少し前からFedoraでKVMを試したりしていたのだけれど、やっぱり本命はRHELでKVMを動かすことだったし、今後Xen環境をKVMに置き換えたいこともあり、これは試さずにはいられない。

ところが、Fedoraと同じようにしてもKVMは動かない。そもそもx86にはKVM関連のパッケージが存在すらしていないので、よく確認してみたところ、次のようにあり、KVM関連のパッケージはx86_64版にのみ存在していた。

The KVM feature is supported on x86_64 architecture hardware platforms that employ Intel VT or AMD-V virtualization technologies.

実は、仮想化には対応しているものの、64bitに非対応のCPUのため、この環境ではRHEL5.4のKVMは無理らしい。x86のFedoraでは動いたのに!!

ちなみに、RHEL5.4 BetaにFedoraのKernelとKVMパッケージを追加するとちゃんとKVMは動作する。でも、それではRHELを使う意味がない。

このマシンにはかなり費用をつぎ込んでおり、あきらめたくはない。CPUは仮想化に対応しているため、Xenでは完全仮想化が可能だった。Xenの完全仮想化もパフォーマンスはよいので、このマシンでも結局Xenを使うことになると思われる。まぁ、DomUとして動かす環境が準仮想化に対応していれば無理に完全仮想化する必要はないけど。

その他気づいた点といえば、Xorgのドライバが更新されたためか、ワイドの液晶モニタでも何も設定せずに最適な解像度で表示できるようになったのはちょっと感動。ただ、しばらくFedoraで遊んでいるといろいろ古くさく感じてしまうのは仕方がない。

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