RHEL5.4でKVM

9月2日にRHEL5.4がリリースされた。運用中のRHEL5環境のアップデートがすべて終わったので、今度は先日組んだばかりのPCへ新たにRHELをインストールしてKVMを試すことにした。というのは、RHEL5.4はx86_64版しかKVMに対応していないという先日の失敗があり、5.4のリリースにあわせて急きょx86_64と仮想化の両方に対応したCPUで新たにPCを組んだ。最近は仮想化に対応したCPUも非常に安くなったのはうれしい。

気になっていたのが仮想マシンでRHNを利用する方法だった。これについてはXenの時とほぼ同じ以下のような方法でできた。

  1. サブスクリプションのチャンネルは RHEL Virtualization と Red Hat Network Tools for RHEL Server が必要。インストール時にKVMを選択していれば自動でサブスクライブされると思われるが、念のため確認しておく。
  2. RHNにて、KVMのホストへ Virtualization というエンタイトルメントを割り当てる。
  3. ホストに rhn-virtualization-host パッケージが必要。これをインストールすると、cronで2分おきに仮想マシンの情報がRHNへ通知される。
  4. 仮想マシンで rhnreg_ks コマンドを使用して登録。このコマンドのオプションにはプロファイル名とRHNのログイン情報を指定する。

Xenの時は後になって rhn_register で登録できるようになったが、KVMのゲストでは rhnreg_ks でないとうまくいかなかった。

登録後はRHNの「仮想システム」のページで確認ができ、XenなのかKVMなのかは区別されず、一緒に表示される。

仮想マシンのディスクについてはLVMにしておくと何かと便利なのでLVMで試してみたところ、SELinuxの制限で起動できない。 /dev/mapper/ボリュームグループ-ロジカルボリューム のコンテキストのタイプは fixed_disk_device_t なのだが、これに対して qemu_t ドメインのアクセス権がないらしい。 chcon で /dev/mapper/ボリュームグループ-ロジカルボリューム のコンテキストを virt_image_t へ変更することにした。それではOS再起動時に元に戻ってしまうので semanage fcontext で対応した。

仮想化のドキュメントは Virtualization-en-US パッケージらしいのだけれども、現時点ではこれが更新されていないのが残念。。

2009-11-10 追記。。次のURIでKVM対応の Virtualization Guide が公開されている。 http://www.redhat.com/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/5.4/html/Virtualization_Guide/index.html

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